A:「もしかして、隠れた変数は光速cのこと?」
G:「慣性系では真空中の光速cは一定ってことになってるわね。
  仮に真空の屈折率nが1より大きくなったらどうなる?」
A:「光の速さはc/nだから遅くなる。
  時間の進行する速さがcより遅くなれば、超えられるかも。」
G:「固有時間τの間隔は、
   c・dτ=dt・√(c^2−vi・vi)
でしょ。」
A:「固有時間なんてイカメシイ名前だけど、要するローレンツ変換で変わらないようにγの逆数を掛けて補正してるだけだ。」
G:「質量の足かせをつけられてる君は、いくら頑張ってもcを超えられないから、
  dτ>0となる。
   アインシュタンは冗談まじりで、時間は全てのことが同時に起こらないために存在する、といってたわ。」
A:「光陰は、文字通り光の如し。
   x0=v0・tで、時の速さv0が光速cと一致しているのは偶然なのかな。
   屈折率1はcに掛かっても全く隠れたままだ。」