モーメント
A:「3次元角運動量Kjの時間変化は、XとFのベクトル積から計算できる。」
G:「力のモーメントと呼んでるものよ。
回転中心を基準として回す力の作用で角運動量Kjが変化するのよ。
A:「L0jの3つは何なの?」
G:「6元角運動量の成分。L01の運動方程式をたてるとこうよ(*1)。」
A:「交換関係[X0,H]は?」
G:「X0>0として、時間の進む方向を正方向にとるとこうね(*2)。」
A:「他のは分かるよ(*3)。」
G:「結局、こうなるわ(*4)。」
A:「L02とL03はこうだ(*5)。」
G:「f0・u0=fj・ujの関係があるから、
f0がゼロだと、力ベクトルと速度ベクトルが垂直になるわ。」
A:「f0の運動方程式はこうだね(*6)。」
(*1)
idL01/dt=[X0P1−X1P0,H]
=[X0,H]P1−[X1,H]P0
+X0[P1,H]−X1[P0,H]
(*2)
[X0,H]=idX0/dt=ic
(*3)
[X1,H]=idX1/dt=iP1/(mγ)
[Pj,H]=idPj/dt
(*4)
dL01/dτ=γ(P1c−(P1/(mγ))・mγc)
+X0f1−X1f0
= X0f1−X1f0
(*5)
dL02/dτ = X0f2−X2f0
dL03/dτ = X0f3−X3f0
(*6)
if0=idP0/dτ=γ[P0,H]
=(u0/c)[mu0,H]
=(m/(2c))[u0^2,H]j
=(m/(2c))[c^2+uj^2,H]
=i(dPj/dτ)(uj/u0)
=i(fjuj)/u0
cf)
c^2=(cdt/dτ)^2−(dxj/dτ)^2
= u0^2−uj^2