組み合わせ
A:「6元角運動量はLμν=−Lνμだから、4次元軸のうち2つを選ぶ組み合わせ(4C2)は6通りか。
ということはLμνの交換関係を全部計算するための組み合わせ(6C2)は15通りもある。こりゃ大変だ。」
(休憩)
A:「とりあえず、L12とL31でやってみるか。
[L12,L31]
=[X1P2−X2P1,X3P1−X1P3](*1) だな。
まず、 [X1P2,X3P1]からやると、
これはX3[X1,P1]P2=iX3P2だ(*2)
[X2P1,X3P1]はゼロで、[X1P2,X1P3]もゼロ。
[X2P1,X1P3]は−iX2P3(*3)だ。
結局、
[L12,L31]=i(X3P2−X2P3)=iL32 となる。
あと14個も計算するのかと思うと気が重い。」
(*1)
[X1P2,X3P1] − [X2P1,X3P1]
−[X1P2,X1P3] + [X2P1,X1P3]
(*2)
[X1P2,X3P1]=X3[X1,P1]P2 +P1[P2,X3]P1
(*3)
[X2P1,X1P3]=X2[P1,X1]P3 +X1[X2,P3]P1